練習法やアプリも紹介! 面接の話し方のコツは?

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「面接では内容が評価されるから話し方はどうでも良い」と考えてはいませんか? 実際のところ、話し方で好印象を与えられるかどうかは、内容と同じくらい合否にも影響します。

ここでは、面接時に好印象を与えられる話し方のコツや、その練習方法をご紹介します。

面接で好印象を残せる話し方のコツ

面接の際に「好印象」を残せる話し方のコツを5つ紹介します。

【1】結論から端的に話す

 面接で好印象を残すには、結論から端的に話すことが重要です。

志望動機を伝える場合は「私の志望動機は○○です」、退職理由を伝える場合は「私が前職を退職したのは○○だったからです」と冒頭で結論を端的に伝えましょう

結論から話し始めることで話が伝わりやすくなり、面接官の印象アップが期待できます。より詳細な背景や理由が説明したい場合は「その理由は~」などと結論に続けて話しましょう。ただし、そちらもなるべく簡潔に話すほうがプラスに働きます。

【2】語尾まではっきりと発音する

語尾まではっきり発音することで、冷静沈着で自信を持っている印象を与えられます。反対に、語尾を曖昧にして言い切らないと、面接官には自信なさげな印象を与えてしまいます。

はっきりとした発音は、基本的に「〜と申します」「〜です/ます」で言葉を言い切ろうと意識することで実現しやすくなります。

【3】早口にならないように注意

面接官と話をするときは、普段よりもゆっくり話すことを意識してください。緊張するとつい早口になってしまいますが、落ち着きがない印象を与えますし、話す内容も聴き取りづらくなってしまいます。

具体的な話のスピード感としては、1分間に300字程度がもっとも心地良いといわれています。話をする前に内容を整理して、理想のペースで話せるように意識しながら練習してみましょう。

具体的な練習のコツは、後述の『話し方のベストな練習方法』でまとめています。

【4】しっかりと目を見て話す

面接官の目を見て話すことは、印象を良くするテクニックのひとつです。ずっと目を合わせることがつらい場合は、話し始めてから3秒間は目線を合わせるように努力しましょう。

「目は口ほどにものを言う」ということわざの通り、目線を合わせるだけでも、話の内容や熱意は伝わりやすくなります。また面接官が話をしているときも目線は外さず合わせておきましょう。面接官の話にしっかりと耳を傾けられる姿勢は高く評価されます。

【5】表情も大切に

目線と同じく、表情も話す相手の印象を大きく左右します。口角を上げて、自然な笑顔で話しましょう。

ただし、不自然な笑顔になっているとマイナスの印象を与えてしまいます。

印象を悪くしてしまう話し方とは?

反対に悪印象を与えてしまう話し方を5つ説明してます。

抑揚がない

話し方に抑揚がないと棒読みをしているように感じられてしまい、熱意や感情が伝わりません

また、話下手と思われてしまえば営業や接客にまつわる仕事に採用されることは難しくなるでしょう。話に抑揚をつけるため、以下のようなポイントを意識してみてください。

  • 重要な部分だけ声を大きめにする
  • 大事な部分は話す速度を遅くする
  • 話題が区切られる部分で一呼吸おいて間をつくる

語尾が荒い

「~です」ではなく、「~なんすよ」と親しい先輩に話すように話したり、「~ですぅ」「~でーす」と語尾を間延びさせて話したりするのはNGです。面接官に礼儀知らずな印象を与えてしまいますし、話も間延びして伝わりにくくなります

また、普段使っている敬語が正しいとは限りません。面接前には、自分がしっかりとした敬語で話ができているか、ビジネス書を読む、人に聞くなどして確認するようにしましょう。

口癖がある

口癖があると面接官は良い印象を持ちにくい傾向にあります。

例えば話を考えている間に「えー」や「んーっと」という口癖があると、面接官は話が聞き取りにくくなってしまいます。また、子どもっぽい印象になるのもマイナスです。

回答を考えているタイミングなどではつい口癖が出てしまいますが、「そうですね」などビジネスの場にふさわしい言葉を使うように意識してください。

長々と話をしてしまう

結論を話さずにそこまでのプロセスを長々と話したり、関係のない話に脱線してしまったりすると、面接官はあなたがどんな話をしたいのか十分に理解できません。

その対策として、冒頭で紹介した「結論から端的に話す」ことが効果的です。

関係のない話を長々としてしまう人は、その結果に至ったプロセスや努力も認めて欲しいと思っている傾向が強いようです。面接官には結果を端的に話して記憶に残してもらいましょう。

相槌がない、もしくは大きい・多い

相槌を適度に行うことは相手の話を聞く姿勢として重要です。適度に反応することで、「この人はきちんと話を聞く姿勢ができている」という印象を与えられます。

しかし、相槌はただすれば良いというものではありません。単調だったり不自然に回数が多かったりすると、面接官にふざけている、話を適当に聞いていると判断されてしまうかもしれません。

「ええ」「はい」などバリエーションをつけつつ、面接官の発言が途切れたタイミングで目を見てはっきり相槌を打ちましょう。

話し方のベストな練習方法

好印象を与える話し方を実践するための練習方法を紹介します。

人に協力してもらうのがおすすめ

面接の練習では、ぜひ人に協力してもらいましょう。練習相手は面接官の経験・未経験を問わず、協力してくれそうな家族や友人でかまいません。

また転職エージェントも、面接の練習をサポートしてくれる場合があります。

練習では、面接官役の協力者に「志望動機は何ですか?」「前職をどうして退職されたのですか?」など面接の定番の質問を聞いてもらいます。そこで自分の考えをスムーズに話せるように練習しましょう。

また、表情や相槌の数など、受け答え以外の部分も細かくチェックしてもらうとベターです。自分ではわからなかったクセや欠点に気づくことができるかもしれません。

どうしても面接の練習をしてくれる人が見つからなかった場合は、鏡を使ったり動画を撮ったりして練習するのも効果的です。自分の表情や相槌の仕方を、客観的に確認しながら練習してください。

お隣が気になる場合はカラオケで練習しよう

面接練習をしようにも場所がないと困っている人は、カラオケで練習するのがおすすめです。大きな声を出しても問題がないため、周りを気にせず集中して練習できます。

ほかにファミレスや公園などでも練習はできますが、面接で話す内容には個人情報も含まれるので、できるだけ他人に聞かれない場所を選びましょう。

録音して聞き返してみる

面接の練習は、録音して聞き返すのがおすすめです。自分が語尾まではっきりと発音できているか、敬語をしっかり使えているかは、録音して客観的に聞くからこそ実感を持って判断できます。

録音機器としてはボイスレコーダー、もしくは録音アプリをダウンロード済みのスマートフォンがあれば十分です。無料録音アプリには、例えば以下のようなものがあります。

ボイスレコーダー – 高音質ボイスメモ&録音

スマートフォンで他のアプリを起動していても使用できるiOS用のボイスレコーダーです。

バックグラウンドでの録音・再生や再生スピードの変更も可能といった、機能性の高さがポイントです。さらに、録音ファイルをDropboxやiCloudなど外部ストレージに保存することもできます。

簡単ボイスレコーダー

シンプルで高品質なAndroid用のボイスレコーダーです。

1タップで録音、一時停止、再開、再生などの操作が可能になります。こちらもバックグラウンドで録音できるため、面接の練習にぴったりです。状況に合わせて、ボイスメモ、会議、講義、音楽などから音質を自由に選べます。

コラム:面接では話す内容によって話し方を変えよう

面接では、「志望動機」「職務経歴」などの質問によって話し方を変えると、面接官により効果的に内容が伝えられるかもしれません。

例えば志望動機を話すときは、前向きな印象を与えられるようにイキイキとした口調を意識するのがおすすめです。今後の目標や自分のなりたい姿など、将来的なビジョンに関する質問にも同様に、明るくハキハキとした話し方が良いでしょう。

一方、職務経歴を話すときは具体的な内容を、できるだけ冷静な口調で話すのが良いでしょう。過去の事実を話すときは、あまり感情を交えずに落ち着いて説明したほうが話に説得力を持たせられます。

まとめ

面接で、好印象を与えられる話し方について紹介しました。

話す内容だけでなく、話し方も面接官の印象を大きく左右することになります。練習や準備を欠かさないで本番に臨み、希望する企業への転職をかなえられるように頑張りましょう。

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