在職中であることを正しく伝える履歴書の書き方【見本付き】

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仕事を続けている最中に転職活動を行う場合は、履歴書の職歴欄に「在職中」と書く必要があります。

ここでは、正社員・派遣社員・パート・アルバイトすべてのパターンで使える「在職中」の職歴欄の正しい書き方を紹介します。

【目次】
1.履歴書での「在職中」の正しい書き方
正社員、契約社員の場合
派遣社員の場合
パート、アルバイトの場合
【コラム】在職中に社名が変わった場合
2.「在職中」と書くべきか迷う場合のQ&A
最終出社後の有給休暇派遣社員・アルバイト無給の研修期間
迷ったら「現在に至る」を使う
3.本人希望欄には連絡が取れる時間帯と方法を
4.まとめ

1.履歴書での「在職中」の正しい書き方

正社員、契約社員の場合

もっとも基本的なパターンは、入社年月と会社名を書いた後に「入社」と記入し「在職中」と書く方法です。最後は必ず行を変えて「以上」で締めくくります。契約社員の場合は、1行目に「株式会社○○に契約社員として入社」と書きます。

【書き方例1】

職歴欄への「在職中」の書き方例

(1)応募先企業の担当者が読みやすいように、会社名に続けて「在職中」と一行にまとめます。

(2)最後は改行して「以上」で締めくくります。

派遣社員の場合

派遣社員は、短期間で複数の派遣先で就業している場合があり、職歴欄に書ききれない場合もあります。そこで、見やすさと内容の伝わりやすさを重視し、社名ではなく業務内容を明記する方法を取ります。

【書き方例2】

職歴欄への「在職中」の書き方例

(1)就業年月は、派遣先が決定し、派遣元会社と雇用契約を結んだ年月を書きます。派遣元会社への登録日は特に記載する必要はありません。

(2)「現在に至る」と書いた後、必ず契約満了予定年月日を書きます。入社日を決める場合に必要な情報ですので、書き漏れや間違いがないようにしましょう。

(3)最後は改行して「以上」で締めくくります。

パート、アルバイトの場合

パートやアルバイトの職歴を記載する場合は、パートやアルバイト就業であることを明記した上で、職歴に記載しても問題ありません。ただし文書が煩雑になるのを避けるため、3ヶ月以上就業したものや、応募先企業の職務内容に関わりがあるものだけを記載しましょう。

【書き方例3】

職歴欄への「在職中」の書き方例

(1)会社名の後に「アルバイト(パート)として」と明記し、「在職中」と書きます。

(2)2行目には具体的な業務内容を記入します。責任のある立場に就いていた場合は、その旨も記入します。

(3)最後は改行して「以上」で締めくくります。

【コラム】在職中に社名が変わった場合

合併等で社名が変更された場合は、次のように新旧の会社名を書きます。必須事項ではありませんが、社名がはっきりとわかるほうが、キャリアのイメージがしやすくなるメリットがあります。

【書き方例4】

職歴欄への「在職中」の書き方例

(1)最初に入社時の社名を、続けてカッコ書きで現在の社名を書きます。

(2)2つの会社名の後に「入社 在職中」と1行でまとめ、最後は改行して「以上」で締めくくります。

2.「在職中」と書くべきか迷う場合のQ&A

一般的に「在職中」とは、会社などに所属し働いている状態を指していますが、本当に「在職中」と書いてよいのか、迷うケースもあります。例を挙げて説明していきましょう。

Q.応募時点で最終出社日が終了し年次有給休暇(年休、有給、有休)を消化している場合は?
A.在職中でOK。

履歴書に書く退職日は退職届に記載された年月日になること、前職の雇用保険の契約満了日は退職日と同日であることから、「在職中」とみなされます。また年次有給休暇(年休、有給、有休)は、その名の通り給与が発生している期間にあたりますので、「在職中」で問題ありません。

Q.雇用保険に加入していない派遣社員やアルバイトの場合は?
A.在職中でOK。

本人と会社の間に雇用関係が発生しており、就業実態があるので、「在職中」でOKです。現在の仕事が応募先企業へのアピールに繋がると判断できる場合には、派遣やアルバイトであることを明記した上で、職歴欄に記入しましょう。

Q.無給の研修期間は?
A.「在職」にあたらないので正式な入社月を記入する

職場によっては、正式な入社日の前に自由参加型の研修期間を設けていることがあります。一般的に、無給の研修期間は在職期間に含まれない場合が多いようです。ですから、履歴書の職歴欄の年月日には正式な入社月を書きます。反対に、有給の研修期間は在職期間に含まれます。

迷ったら「現在に至る」を使う

無給の特別休暇をとっている期間

育児休業や介護休暇、傷病休暇など無給の特別休暇をとっている期間は「在籍中」にあたります。この場合は「在職中」というよりも、「現在に至る」と書くのが一般的です。

【書き方例5】

職歴欄への「在職中」の書き方例

(1)1行目に、入社年月と会社名を書きます。

(2)改行して「現在に至る」、3行目に「以上」と書いて締めくくります。

フリーランスやダブルワークの場合

フリーランスなど雇用主がいない自営業に従事している場合や、ダブルワークで複数企業での就業実態がある場合にも、「現在に至る」を使用します。この他のケースでも、判断に迷う場合は「在職中」と明記せずに、「現在に至る」と書いておけば間違いありません。

【書き方例6】

職歴欄への「在職中」の書き方例

(1)1行目に「フリーランスとして」と就業形態を明記した上で、具体的な職務内容を書きます。

(2)2行目には、業務を委託された企業名を明記します。取引先の企業名が明かせない場合は、業務内容だけを書きます。

(3)3行目以降には、実際に業務をした企業名と業務内容、そして作業にかかった期間をかきます。(2)と同じく、企業名が明かせない場合は、業務内容と作業期間だけを書きます。

(4)改行して「現在に至る」、最後の行に「以上」と書いて締めくくります。

3.本人希望欄には連絡が取れる時間帯と方法を

在職中は時間の融通がききづらいため、連絡の行き違いがあったり、面接日の調整に手間取ったりすることがあります。そこで、履歴書の本人希望欄に確実に連絡が取れる時間帯と方法を書いておけば、転職活動をスムーズに進めることができます。

また、勤務中でも携帯電話等での通話が可能な時間を作りましょう。そして、応募先企業からの連絡を確認した場合は速やかに折り返し連絡を入れるようにするなど、努力を惜しまない姿勢が大切です。

【本人希望欄に書く連絡方法や連絡時間の希望の書き方例】

現在在職中のため、下記時間帯は電話に出ることができません。

・連絡不可能時間帯:月〜金曜日 9:00~17:00(昼休みの12:00~13:00は連絡可能です)

・メールでのご連絡の場合:aaaaa@ddd.ne.jp
留守番電話やメールを確認いたしましたら、可能な限り早めに折り返しご連絡を差し上げます。

(1)連絡不可能時間帯の中でも、連絡が取りやすい時間帯を書いておきます。

(2)携帯電話のメールアドレスを記載しておけば、よりスムーズに連絡を取り合える可能性が高くなります。

4.まとめ

ひと口に「在職中」といっても、就業形態によりさまざまな書き方があります。

大切なのは、応募先企業に正確な情報が伝わることです。現在の就業形態と就業内容が、簡潔かつ明確に伝わるように心がけましょう。