面接が苦手な人必見!タイプ別苦手克服法

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採用選考に欠かせない面接。苦手意識を持っている人はいませんか。この記事では、面接に苦手意識を持つ人によくある特徴タイプ別苦手克服法を紹介します。

面接への苦手意識は自分次第で克服できる

面接が得意な人はそう多くない

大前提として、面接が得意な人はそう多くありません。そもそも多くの人にとって、面接の場は非日常的で慣れない環境。独特の雰囲気に緊張したり、不安を感じたりするのはごく自然な現象です。

程度は違うかもしれませんが、面接に苦手意識を持つ人はたくさんいます。結果的に面接に通りやすい人はいるかもしれませんが、そういった人が必ずしも「得意だ」と思っているとは限りません。「苦手だ」と感じているのは決してあなただけではありませんので、安心してください。

面接が苦手な人にありがちな特徴

面接に苦手意識を持っている人によく見られる特徴には、例えば次のようなものが挙げられます。自覚のあるものや他人から指摘された経験があるものはありませんか。

話すのが苦手なタイプ

  • 口下手、コミュニケーション力に自信がない
  • 人と話すことがあまり好きではない、嫌い
  • 考えをまとめるのが苦手、話が長くなりやすい
  • 自分の話を面白がって聞いてくれる人はあまりいない気がする

緊張しやすい/あがり症タイプ

  • よく緊張する
  • 緊張で失敗してしまった経験がある
  • 人見知り
  • 自分が他人からどう見られているのか気になる

失敗しないか不安/心配性タイプ

  • 慣れないことは極力やりたくない
  • 過去に面接での失敗経験があり、トラウマになっている
  • 周囲の期待にプレッシャーを感じる
  • 自己評価が低い、劣等感が強い
  • 要領が悪く、想定外の事態に対処するのが苦手

それぞれの特徴は複合的に絡み合うため、場合によっては複数のタイプに当てはまることも。

次の章では、それぞれのタイプに合わせた苦手意識の克服法を紹介します。自分のタイプに合った苦手克服法を実践すれば、今よりも自信を持って面接に臨めるようになるはずです。

タイプ1:話すのが苦手

「話が上手=合格」ではない

よく勘違いされやすいのですが、話が上手だから面接を通過するわけではありません。面接での評価ポイントはあくまで「質問に対して的確な回答をしているかどうか」いくらコミュニケーションが流暢で社交的な人であっても、自分の言いたいことをひたすらアピールするだけだったり、質問に対しての回答が不明瞭だったりすれば、合格を勝ち取るのは難しいでしょう。

※詳しくは→ 面接で落ちる人のNG理由7選

話が上手な人が面接に強いように見えるのは「要点をわかりやすく伝える」のが上手な人が多いためです。話すことに苦手意識がある人でも「要点をわかりやすく伝える」ことさえできれば、話が上手な人と同じ土俵に立つことができます。

対策:話すときは結論から順序だてて

面接で話すときには、結論から回答し、その後に結論に至った根拠や具体例を続けることを心がけましょう。最初に回答した結論をより魅力的に・説得力のあるものにするために、根拠や具体例を添えて補足するイメージです。

質問内容を問わず、面接官が最も知りたいのは「結論」、そしてその結論に至った「根拠」や「具体例」です。筋の通った回答ができれば、きちんとその内容を評価してもらえます。話すことへの苦手意識が強い人は、面接の事前準備として、自分の考えを次のような枠組みでしっかりと整理しましょう。

例)仕事における強み 研究職の場合

結論

課題分析力

根拠

どのような局面でも「現状からいかに多くの情報を読み解くか」を意識

具体例

状況:実験で上手く結果が出ずに失敗が続くとき

原因と思われる要素を一覧化

→あらゆる仮説立てをしながら丁寧に要因分析、実験の成功に繋げる

→計画スケジュールや予算を大幅に超過することなく成果を出してきた

整理した内容をふまえると、例えば下記のような回答を組み立てることができます。

例文:
私の強みは課題分析力です。失敗こそがヒントであるという考え方のもと、どのような局面であっても「現状からいかに多くの情報を読み解くか」を意識するよう心がけています。例えば担当している実験で失敗が続く際には、原因と考えられる要素を全て書き出した上で、あらゆる仮説立てをしながら丁寧に要因を分析し、実験の成功に繋げています。研究はときに計画通りに進まない場面があるものですが、これまで計画スケジュールや予算を大幅に超過することなく、着実に研究成果をあげてきました。

枠組みを意識して話すことができれば、上手い表現でなくても要点は伝わります。また、深く質問されたり想定外の角度から質問されたりしてもある程度回答できます。たとえ多少つかえたりしどろもどろになったりしても、大きく評価が下がることはないはずです。

立ち振る舞いを意識するだけでも印象アップ

「とはいえ口下手で、話し方に自信が持てない」という人は、立ち振る舞いを意識して口頭コミュニケーション以外の部分で印象アップするのもひとつの手。「姿勢や身だしなみを正し、しっかりと相手を見て、ハキハキとした声で話す」これだけで、同じ話をしていても面接官に与える印象はグッと上がります。

1971年にアメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱した「メラビアンの法則」では、話し手が聞き手に与える影響は言語情報(話す内容)7%、聴覚情報(声のトーンや話し方)38%、視覚情報(見た目やしぐさ)55%で構成されると言われています。

メラビアンの法則を説明した円グラフ。見た目や話し方が相手の印象に与える影響は大きい。

少しでも印象を良くするためには、内容だけでなく見た目や話し方を意識してみるとよいでしょう。

タイプ2:緊張しやすい/あがり症

適度な緊張はパフォーマンスを高める

面接特有の雰囲気に圧倒されて緊張を自覚する人は多いですが、緊張すること自体は悪いことではありません。1908年に提唱された心理学の法則「ヤーキーズ ・ドットソンの法則」では、ストレスやモチベーションといった刺激や緊張状態が適度にあるときにパフォーマンスは最も高まるとされています。

ヤーキーズ・ドットソンの法則を説明した図表。適度な緊張はパフォーマンスを高める。

面接という独特の場で身構えてしまうのは自然なこと。面接慣れしていない人や過去に面接であまり良い思いをしていない人であればなおさらです。緊張を感じたら「誰にでも起こる現象が自分にも起こり始めた」「パフォーマンスを高めるチャンス」くらいの気楽さで自分を受け止めてあげましょう。

対策:緊張をほぐすポイントを掴んでコントロール

面接官は「面接では緊張するもの」とわかっているので、多少の緊張は差し引いて考えてくれます。緊張自体を止めようとするのではなく、パフォーマンスに影響が出すぎない程度に緊張を紛らわす方法を身に着けておきましょう。

声が震えるなら大きめに声を出して声帯の震えを落ち着ける、手汗がひどいならツボを押すなど…気になる症状を和らげるポイントをおさえれば、落ち着いて対処しやすくなります。

※詳しくは→ 面接で緊張してしまったときの対策方法

面接官の動きに大した意味はない

相づちがない、話し始めたら即座にメモをとりだす…こういった面接官の動きに、大した意味はありません。聞いた話を整理したり、次の質問を考えたり、時間配分を気にしたりと、面接官も意外と忙しいもの。ちょっとしたしぐさを深読みしたくなるかもしれませんが、基本的に面接官には動作に意味をもたせるほどの余裕はないと考えて差し支えないでしょう。

面接官の表情が暗い、厳しい口調で質問してくるなど、場合によっては動作以外で気になる部分もあるかもしれませんが、深刻に捉える必要はありません。例えば表情が暗いのはただ体調が優れないだけかもしれませんし、口調が厳しいのは元々なのかもしれません。面接官の様子を気にするより、自分の伝えたい内容に集中しましょう。

タイプ3:失敗しないか不安/心配性

「上手くやろう」の思いが自分を苦しめる

面接に苦手意識を持つ人に意外と多いのが「上手くやろう」という思いが強い人。「上手くやろう」という思いが強ければ強いほど、「上手くやらなきゃ」というプレッシャーになり、本来の力が発揮できなくなってしまいます

少し失敗した程度では合否に影響しないことがほとんどです。慣れない面接の場で上手くやるのは決して容易ではありませんし、そもそも面接はシナリオ通りに進まないことがほとんどです。「相手に自分を知ってもらうための会話」だと思って、肩の力を抜いて臨みましょう。

※詳しくは→ 面接で失敗したとき、面接官の評価は?

対策:丸暗記の準備はNG、要点さえ正しく伝わればOK

回答を一言一句決めたりマニュアルのようなものを丸暗記したりするのはNG。志望度や熱意が伝わりにくくなる上に、少し間違うだけで「終わった」「もうダメだ」と頭が真っ白になりやすくなってしまいます。

少しくらいつまづいても構わないので、変に背伸びすることなく自分の言葉で答えられる回答を準備しましょう。話し言葉の場合、多少の言葉の乱れは気になりませんが、棒読みで本気度が伝わってこない話し方は違和感を与えがち。ミスをしないことよりも、伝えるべき内容を漏れなく伝えることのほうが大切です。

多少の失敗はむしろ好感度を上げることも

多少の失敗は、むしろ好感度を上げることもあります。例えば敬語のミスや失言などに気づいた際でも、「失礼しました」と一言添えれば、誠意が伝わって好印象を与えることができます。

場合によっては、面接官があなたの様子を見て「緊張していますか?」と尋ねてくれることもあります。素直に「あがり症で緊張しています」などと伝えると、面接官も話しやすい雰囲気をつくってくれ、少しリラックスできるかもしれません。

まとめ

面接に苦手意識を持つ人の特徴は、大きく「話すのが苦手」「緊張しやすいあがり症」「失敗しないか不安な心配性」の3つのタイプに分けることができます。

タイプごとに意識するポイントは少しずつ異なりますが、共通して言えるのは苦手意識の最大の原因が自分の「思い込み」であるということ。自分の傾向を把握して適切に対処すれば、ある程度苦手意識は克服できるはずです。

克服にあたっては、事前準備も重要です。基本的な質問にどう回答するかを「結論」「根拠」「具体例」に分けて整理するよう心がけましょう。

リンク集:質問別の回答例

自己PRや長所、転職理由など、個別の質問にどのように答えるべきかに関しては、以下のリンク先で紹介しています。

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