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給与

内容

給与には様々な形態があり、大きく分けると固定給制の給与形態とそうでない給与形態とに分けられます。固定給制には時給、日給、月給、半期年俸制、年俸制などがあり、また固定給制ではないものとしては歩合給、保障給、そして完全歩合給制があります。以下にそれぞれの特徴を挙げてみましょう。
○固定給制 ・時給
時間を単位として給与額が決定される制度で、1時間の勤務に対して定められた金額の給与が支払われます。勤務時間や勤務時間帯に変動が多い場合にはこの時給制がよく使われます。 ・日給
日数を単位として給与額が決定される制度で、1日の勤務に対して定められた金額の給与が支払われます。1日あたりの勤務時間が決まっている場合にはこの日給制がよく使われます。 ・月給
月を単位として給与額が決定される制度で、1ヶ月の勤務に対して定められた金額の給与が支払われます。正社員や契約社員など、1ヶ月あたりの勤務時間が決まっている労働者の場合は月給制が多く使われます。 ・年俸制
年を単位として給与額が決定される制度で、1年間の勤務に対して定められた金額の給与が支払われます。年俸制であれば、年俸制適用者の企業内における役割を明確にできる目標管理制度を導入できます。最近では、年単位ではなくて半年の勤務に対して給与を支払う半期年俸制も増えてきています。 ※目標管理制度とは
目標管理制度とは、会社全体の目標達成に向けて個別またはグループ別に上司と従業員とが話し合った上で、通期、または半期の目標を立て期末にその達成度を評価するという制度です。
○固定給制ではないもの ・歩合給
売上や業績などに応じて、基本給に上乗せされる給与です。
・保障給
保障給としてもともと給与を明示していた場合には、歩合給を含む給与の総額が保障給として明示していた金額に満たない場合でも、あらかじめ明示されていた給与を支払うという給与制度です。保障給を上回った場合には、その上回った分も含めた金額が払われます。 ・完全歩合制
固定給や保障給のように保障されている給与が全くなく、全てが業績や売上などによって決まる給与制度です。雇用契約の場合には完全歩合制を採用される場合はありませんが、業務委託の場合などには多く見られます。