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管理職

内容

管理職とは、労働現場において労働者を指揮し、組織の運営にあたる者のことです。民間企業および行政職の公務員では、課長以上が管理職にあたり、教育職の公務員では、校長、教頭や教務主任が管理職に当たります。また、公立でも私立でも、学校の職員では事務職の代表者である事務長も管理職となります。 労働組合法(昭和24年6月1日法律第174号)において、「役員、雇入、解雇、昇進または異動に関して権限を持つ監督的地位にある労働者や雇用者の労働関係について機密となることを知ることのできる監督的地位にある労働者、その他雇用者の利益を代表する者が参加する場合には労働組合と認められない」とされているため、管理職の多くは労働組合に加入したり、労働組合を結成したりすることができないとされています。しかし、管理職といっても実際には様々なものがあり、労働組合になれるかどうかは労働の実際に応じて検討される必要があります。また、管理職には、1日8時間、週40時間までという法定労働時間以上の労働にあたる残業の割増賃金は支払われません。そのため、管理職に昇進させることによって残業を過剰にさせられ、過労死や過労自殺に至ってしまうということもあります。