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職業指導

内容

職業指導とは、職業に就こうとする個人に対して、職業選択や職業適性に関する支援をする活動のことです。職業安定法(昭和22年法律第141号)の第4条弟4項では「『職業指導』とは、職業に就こうとするものに対し、実習、講習、指示、助言、情報の提供、その他の方法により、その者の能力に適合する職業の選択を容易にさせ、及びその職業に対する適応性を増大させるために行う指導を言う」とされており、日本では広くこの意味で用いられています。
他にも「職業指導」という言葉は就職指導・進路指導と同義の意味も持つこともあります。また、人間にとって職業が重要であることを踏まえた「職業に就くことを志す→職業を見つける→必要な訓練を行う→職業に適応していく」という個人の一連の過程全体を支援する、という意味も持っています。 職業指導は、主に公共職業安定所(略称「職安」、愛称「ハローワーク」)で行われています。また、地方公共団体経営の職業紹介所や民間の職業紹介業者でも職業指導が行われることがあるようです。 なお、特定の職業に対する実務的な訓練を指す「職業訓練」とは、概念としてはやや異なっています。