ファンドマネージャー
仕事概要
ファンドマネージャーとは機関投資家の運用担当者のことを言います。専門知識に基づいて独自の判断を下し資産運用を行うファンドマネージャーには、投資収益を最大にする努力を要請されます。 このため、市況(株式市場等)の変化に応じて、絶えずポートフォリオ(組み入れ内容)を変えて投資計画を見直すことが重要な仕事となっています。 最近では、ファンドマネージャーの個性を最大限に打ち出した株式投資信託も登場し、運用成績を上げるためにファンドマネージャーに年俸制を導入する投信会社も増えています。
必要な能力・経験
一般的には、はじめに証券アナリストとして腕を磨き、ここで分析力を身につけて証券アナリストの資格を取得します。ファンドマネージャーになるには、アナリストの経験を積んでファンド運用部門に入り、ファンドマネージャー・アシスタントとして先輩について実際にファンド運用を経験し、実績をあげなければなりません。また外資系の場合は、語学力も必要とされます。
転職事情・アドバイス
転職事情としては、アセットマネージメント・生保・損保などの金融機関のほか、一般企業の財務部(課)で資金運用を行う仕事の求人もあります。 株であれば、日本株、アジア株、米国株、欧州株間等の限られた求人になる場合もあり、債券も同様で円債、米ドル債等の経験を求める場合もあります。