金融先物取引
内容
価格や数値が変動する各種金融商品や金利等について、未来の売買について一定の価格での受け渡しを行うことを取り決めた取引。本来は、価格変動の影響を避ける(リスクヘッジ)ためのものである。1972年にシカゴで通貨先物取引が行われたのが最初で、現在では債権、CD、ユーロダラー、外国為替、株価指数など数多くの先物取引が行われている。日本では、1985年に東京証券取引所で債権先物が始まり、1989年からは新設された「東京金融先物取引所(TIFFE)」で、金利・通貨先物が行われている。