金融派生商品 financial derivatives
内容
デリバティブ、派生商品ともいう。株、債権、通貨、金、商品といった金融商品の価格変動リスクや決済コストを低減させるなどの目的で開発された先物取引やオプション取引、スワップ取引などの手法や商品の総称。1980年代から先進国の金融取引で活発に利用されるようになった。リスク回避に使えるのと同時に、投機的な高リスク取引にも利用できることから、取引の失敗が巨額の損失を発生させることもある。取引の高度化、複雑化に伴いリスク管理体制の整備が課題になっている。