転職×天職 > 金融の転職求人特集 > 証券の転職トレンド

転職トレンド 金融ビジネス最前線

証券 -リテールからホールセールへ、しかし現実は厳しい-

券業界の2000年以降の業界動向は、「ホールセール」を中心とする証券会社と「リテール」中心の証券会社、さらには「オンライン証券」「IPOなど特定分野に特化したブティック型証券会社」など、それぞれ専門的に分化した枠組みを無視しては語れなくなりました。 これらの中でも、もっとも求人意欲が高く、また転職希望者からの志望度も圧倒的に高い分野が「ホールセール」であり、職種としては「M&A」「MBO」「プリンシパルファイナンス」などの投資銀行業務になります。
証券経験者の中でももっとも絶対数が多い「リテール営業」の経験者の多くが、転職活動の際にはこの投資銀行業務、ホールセールを希望しており、「脱リテール」をテーマに動くのが証券業界の転職トレンドといえます。
しかし、実際には、投資銀行やホールセールの仕事につけるのは、ごく一部の限られた経験者であるのが現状です。ハイスペックな経験者の場合は引き合いが非常に多く、ごく限定的な「超・売り手市場」を形成していますが、ここでも転職マーケットの二極分化が進んでいるといえそうです。 では、リテールからホールセールへの転職は不可能なのでしょうか。もっとも可能性があるのは、20代での転職です。ある程度のポテンシャルを認められた場合という限定はつきますが、若手の方の場合は実際にホールセールの分野で希望を実現されるケースも数多くあります。 外資系証券会社に転職する際に気になる英語力ですが、20代のスタッフクラスでは「TOEIC750〜850」、30代のマネージャークラスになると「TOEIC850以上」が目安となります。また、投資銀行業務を希望される場合は、年齢にかかわらず、ビジネスでの即戦力レベル(目安はTOEIC850以上)が求められているようです。


証券 -コンサルタントから-

年前まで金融業界のキャリアの中で最高峰と目されていたのは、「外資系投資銀行」や「日系大手証券会社」でのM&Aなど投資銀行業務の経験でした。しかし、この数年は、そこに留まるよりも投資銀行での経験を生かして、「外資系投資ファンド」や「日系有名投資会社」に移籍し、より直接的に案件と関わることで企業価値を高めていくような業務に魅力を感じる方が増えてきたようです。
こうした「投資ファンド」や「投資会社」の求人は一般のメディアに出てくることは稀で、人材紹介会社やヘッドハンターを経由しての採用がほとんどとなっています。私どもも様々な可能性をご提案出来ますので、この分野に関心をお持ちの方には、ぜひ私どもの転職相談をご利用いただきたいと思っております。