転職も新卒もこれで完璧! 履歴書の自己PRの書き方&例文集

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履歴書の自己PR欄で自分をどうアピールしてよいのか分からず、頭を抱える人も多いかもしれません。

転職と新卒・アルバイトに分け、自己PRを書くときのポイントから、書き方・例文まで解説します。

履歴書の「自己PR」とは

「自分の強み」と「採用するメリット」をアピールするためのもの

履歴書の自己PRとは、「自分の強み」と「企業が自分を採用するメリット」をアピールするためのものです。

面接官は自己PRから、入社したあとにどのような活躍をしてくれるのかを見ています。自己PRで自分の魅力を伝えることで、採用担当者に「会ってみたい」と思わせることが最大の目的です。

【転職向け】履歴書の自己PRの書き方と例文4つ

ここでは、転職する方に向けて、履歴書の自己PRの書き方と例文を紹介します。

転職するときの履歴書の自己PR|書き方3ステップ

  1. わたしは、不動産会社の営業として5年間働いており、お客様へのヒアリング力が強みです。
  2. 人生全体を見据え、長年満足していただける住宅を購入していただくことを目標に、将来設計やライフスタイル、趣味なども細かくヒアリングを行っています。その結果、月間目標を24ヶ月連続で達成する他、昨年は担当したお客様満足度95%を達成。約150人の営業の中から年間MVPを受賞しました。
  3. このヒアリング力を活かし、貴社の売上拡大に貢献していきたいと考えております。

転職する際の履歴書の自己PRの書き方を3ステップで説明します。

【転職用/履歴書の自己PRの書き方 3ステップ】1、はじめに業務経験をもとに自分の強みを一言で/2、根拠となる具体的なエピソードを書く/3、締めは「自分の強みをどう活かせるのか」

1はじめに業務経験をもとに自分の強みを一言で

自己PRのはじめには、今までの業務経験とそこから得た自分の強みを簡潔に書きます。業務経験は「前職でどのような業務を何年していたのか」の一言で構いません。

業務経験が多数あり、紹介が長くなってしまう場合は、応募企業や応募職種で求められる能力を一番アピールできるものを題材に選ぶといいでしょう。迷う場合は、一度これまでに携わった業務を洗い出すのがおすすめです。

2根拠となる具体的なエピソードを書く

1で書いた自分の強みを裏付ける根拠を、具体的なエピソードと合わせて書きます

具体性を出すためには、「入社して5年間、営業ノルマに対し120%以上のハイ達成を続けています」など、数字で表現できる実績を交えつつ書くようにしましょう。

3締めは「自分の強みをどう活かせるのか」

最後に、1で書いた自分の強みを応募先の仕事にも活かせることをアピールします。

転職後、どのように自分の魅力が発揮できるのか、一言で端的に表すといいでしょう。

転職するときの履歴書の自己PRの例文4つ

転職するときに使える自己PRの例文を、職種別に紹介します。

事務職の転職の場合

  1. 社員数2000名程度のメーカーにおいて、5年ほど会議や株主総会などの資料作成を担当しており、正確かつ見やすい資料の作成ができることが強みです。
  2. 昨年には、マイクロソフト・オフィス・スペシャリストの資格を取得し、ワードやエクセル、パワーポイントによる資料作成をより円滑に行ない、部署内の業務がスムーズに行えるよう努めてきました。
  3. このスキルは貴社の業務にも活かすことができると考えております。

営業職(接客職)の転職の場合

  1. わたしは5年間、部品メーカーにて主に既存顧客への営業を担当しており、お客様の潜在的な要望にも応える姿勢が強みです。
  2. お客様の直接的な要望を聞くことはもちろんですが、競合他社や市場の状況も加味し、潜在的に感じている要望にも応える努力を行ってきました。その結果、昨年度には300件以上の受注に成功し、一昨年度比150%の売上を達成しました。困っていることがあると直接ご連絡をくださるお客様も多数いらっしゃり、お客様からの信頼を得ることができたと考えております。
  3. 貴社に入社した際にも、お客様に寄り添う力を発揮し、売上に貢献して参ります。

IT系職種の転職の場合

  1. 社内のWebプログラマーとして約3年間勤務し、社内で使用されている既存システムの改修担当をしてまいりました。強みは、ユーザーニーズを深く分析できることです。
  2. 問題の解決策を検討する際にはシステム利用者にアンケートを実施し、それを元に最善の策を検討、システムの修正を行ってきました。その結果、ある部署では作業効率が格段に上がり、一人あたり月に40時間の残業が10時間未満に減少しました。
  3. ユーザーニーズを深く分析することで、貴社でもより使いやすいシステムの実現を目指していきたいと考えております。

未経験職種への転職の場合

  1. 前職では、社員数1,000人の会社で総務として、自社ホームページの更新や社内広報の作成等を行って参りました。強みは、コミュニケーション能力の高さです。
  2. 仕事上、様々な部署の社員と関わる機会が多くあり、相手に合わせたコミュニケーションが得意になりました。社内広報の社員インタビューでは、同じ部署のメンバーでも知らなかった話を社員から聞き出し、社内で話題になったこともあります。
  3. 営業職として貴社に転職した後も、このようなコミュニケーションスキルを活かしていけると考えております。

コラム:履歴書と職務経歴書の自己PRは同じでも大丈夫?

転職の場合、履歴書の他に職務経歴書でも自己PRを書くことがあります。基本的に、履歴書と職務経歴書の自己PRは、内容が被っても問題ありません

職務経歴書に書く自己PRは、アピールすることが複数あったり、エピソードが長いことがあります。履歴書には職務経歴書で書いた自己PRの中から、一番アピールしたいものを選び、文字数を調整した上で書くようにしましょう。

※職務経歴書の自己PRの書き方は→ 人事が思わず会いたくなる!職務経歴書の自己PRの書き方

【新卒・アルバイト向け】履歴書の自己PRの書き方と例文4つ

ここでは、新卒・アルバイト向けの履歴書の自己PRの書き方と例文を紹介します。

新卒やアルバイトのための履歴書の自己PRの書き方3ステップ

  1. 冷静に状況を分析できるところがわたしの強みです。
  2. 大学1年生のころから3年間、塾講師としてアルバイトをしています。昨年、一人の生徒が急激にテストの点が悪くなった時期がありました。点数が悪かったテストと過去のテストを見直したところ、今までのテストでなかった形式の問題が多いことに気づき、生徒に出す宿題を新形式の問題に変更。すると、次のテストでは今までの最高得点を出すことができました。
  3. このような冷静な分析力を活かし、貴社に貢献できるのではないかと思います。

新卒やアルバイトとして履歴書を提出するときの自己PRの書き方を3ステップで説明します。

【新卒・アルバイト用/履歴書の自己PRの書き方 3ステップ】1、はじめに業務経験をもとに自分の強みを一言で/2、自分の強みを発揮した具体的な経験を書く/3、締めは「自分の強みをどう活かせるのか」

1はじめに自分の強みを一言で

自己PRの最初には、自分の強みを一言で簡潔に書きましょう。新卒・アルバイトの場合は実務経験がないため、具体的なスキルではなく「リーダーシップ」や「行動力」「責任感」といった、人間性の強みを端的に伝えます。

具体的な強みが思い浮かばない場合は、自分の得意分野や、部活やサークル、アルバイトで経験した成功体験から、自分のどんな性格・強みが発揮されたのかを考えるのがおすすめです。

2自分の強みを発揮した具体的な経験を書く

次に、1の強みを裏付けるエピソードを書きます。課題や困難にぶつかったときに、その強みがどのように発揮され乗り越えたのかが伝わるエピソードを選ぶのがおすすめです。

また、自己PRを読んだ人がイメージできるように、エピソードには具体性を持たせるようにしましょう。このとき、周囲の人から言われた言葉や自分で大切にしている思いを盛り込むと、より伝わりやすくなります。

3締めは「自分の強みをどう活かしたいか」

最後に、1で書いた強みを仕事上でどのように活かしたいのかを簡潔に書きます。

新卒やアルバイトの場合、自分の強みが仕事でどのように活かせるかを具体的にイメージできないこともあるかもしれません。そのときには、「仕事でどのように活躍したいのか」という意気込みを書きましょう。

新卒やアルバイトのための自己PRの例文4つ

新卒やアルバイトで使える自己PRの例文を、強み別に紹介します。

リーダーシップをアピールする場合

  1. わたしの強みはリーダーシップです。
  2. 大学時代、吹奏楽サークルで活動しており、3年生のときにはサークル長として練習スケジュールの調整や練習の管理などを行いました。アルバイトや授業の都合でメンバー全員が揃うのが難しい状況もありましたが、練習に参加できなかったメンバーにはフォローアップを実施。その年に出演した地域の音楽フェスでは、とてもいい演奏をすることができ、幼稚園や介護施設からの演奏依頼をいただくことができました。
  3. 貴社に入社してからも、リーダーシップを発揮し、目標達成に向けたフォローアップなどを行っていきたいと考えています。

行動力をアピールする場合

  1. わたしの強みは行動力です。
  2. IT企業で一年ほどインターンとして働いているのですが、働き始めた当初は、業界用語が難しく理解できない日々が続きました。そこでわたしは、わからなかった用語は、自分ですぐ調べる、もしくはその場で先輩に確認し、自分の用語解説メモの作成をしました。今では、業界用語がスムーズに理解できるようになり、会議でも積極的に発言をしています。
  3. 貴社に入社後もこの行動力を活かし、貴社に貢献できると考えています。

協調性をアピールする場合

  1. わたしには協調性があります。
  2. 大学3年間、飲食店でアルバイトを続けています。店舗では店員として常時8人ほどの従業員がいるのですが、混雑時などキッチンとホールの連携がうまく取れないことがありました。わたしはホールの担当なのですが、キッチンのメンバーから意見を聞き、注文時などに積極的に声を出すようにしました。その結果、ホールのメンバー全員が積極的に声を出してくれ、キッチンとのコミュニケーションがうまく取れるようになり、従業員の結束力も高まっています。
  3. 貴社でも、社内やチームの調整役として貢献できるのではないかと思います。

責任感をアピールする場合

  1. わたしの強みは責任感です。
  2. わたしの所属している大学では、学科ごとゼミ対抗の成果発表があります。わたしはゼミ長だったため、ゼミのメンバー全員をまとめて発表までの準備を率先して行いました。具体的には、発表までの期間を逆算し、タスク表を作成。メンバー全員と話し合いながらタスクを割り振り、こまめにタスクの進捗状況を確認し、計画通りに遂行させました。その結果、成果発表では優秀賞をいただくことができました。
  3. 貴社に入社後も、責任感を持って仕事をし、貴社に貢献していきたいです。

コラム:履歴書に自己PRを書くときの2つのポイント

履歴書に自己PRを書くときのポイントを紹介します。

履歴書の自己PRは200~250文字で書く

履歴書の自己PRは200~250文字で書くようにしましょう。

指定のフォーマットがある場合、はじめから指定されている文字の大きさを変えずに、最低でも自己PR欄の8割ほどが埋まるくらいの文量で書きます。文字の大きさを自分で設定する場合は、10.5~11ptがおすすめです。

手書きで書く場合は、読みやすい文字の大きさで、最低でも欄の8割程度が埋まるようにします。アピールポイントがたくさんあったとしても、小さい文字で無理やり詰め込まず、読みやすい文字の大きさで欄にスッキリ収まる文量にまとめましょう

誤字脱字は絶対にNG!

履歴書を書く上での大前提ですが、誤字脱字は絶対にNGです。できあがったら複数回見返し、誤字脱字がないかチェックしましょう。

手書きの場合、一度パソコンやスマホで作成し、履歴書に書き写すとミスが少なくなります。

まとめ

履歴書の自己PR欄は、自分の魅力をアピールできる大切な項目です。

自分の魅力をしっかりアピールし、履歴書で好印象を残しましょう。

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