書いても良い3つのケースも紹介 履歴書に「退職予定」はどう書く?

今の会社を退職予定である場合、履歴書の職歴欄にはどのように書けば良いのでしょうか?

この記事では、退職予定であるときの職歴の書き方と、退職予定であることを伝えたほうがいい3つのケースについて解説します。

退職予定でも「現在に至る」と書けばOK

たとえ今の会社を退職予定であっても、履歴書の職歴欄にそのまま「退職予定」とは書かず、「現在に至る」と書けばOKです。

在籍中の会社の入社年月と会社名+「入社」を書いた1行下に、「現在に至る」と書きます。これは「現在もこの会社で働いている」という意味で、仕事を続けながら転職活動をしていることを伝えられます。

さらにその1行下に右寄せで「以上」と書きましょう。

【「現在に至る」+その一行下に「以上」と書く】

コラム:退職予定は面接で伝えるのが一般的

退職予定については履歴書ではなく、面接で聞かれた際に口頭で答えるのが一般的です。

ただし、その際も明確な日付は答えないのが基本。「退職はいつごろの予定ですか?」と聞かれたら「内定をいただいてから1~2ヶ月後に入社できるよう、業務の引き継ぎや退職手続きを行う予定です。」と回答しましょう。

退職予定と書いても良い3つのケース

基本的には履歴書に「退職予定」と書く必要はありませんが、下記3つのケースのいずれかにあてはまる場合は、退職予定日を記載しても良いでしょう。

  1. 退職日が確定している場合
  2. 急募求人に応募する場合
  3. どうしても伝えておきたい事情がある場合

ただしどのケースでも、書いていいのは退職について在籍中の会社に伝え、納得を得られている場合に限ります。

退職について会社の合意がないままで転職活動を進めたことで、後から「志望先の企業に伝えていた退職日に辞められない」といったトラブルに発展する可能性があるためです。

それぞれのケースについて、記入しても良いと考えられる理由と記入例を紹介します

退職日が確定している場合

退職日が確定している場合は、履歴書の職歴欄に退職予定日とあわせて「退職予定」と書いても良いでしょう。

退職日が確定している場合、最悪転職先が決まらないまま退職日を迎えてしまう場合も。履歴書に退職予定日を記入しておくことで、企業が選考スピードを早めてくれたり無職の期間ができないよう入社日を調整してくれたりする可能性があります。

記入する際は、在籍中の会社名+「入社」と書いた1行下に記入します。なお「退社予定」ではなく「退職予定」なので注意しましょう。

【予定日が決まっている場合は、日付まで書く】学歴・職歴欄での、退職予定の書き方の例。「退職予定(2021年3月31日)」と記入。

▼退社と退職の違いについては…

急募求人に応募する場合

「急募求人」の場合、企業側はすぐにでも働ける人材を募集しているため、退職予定日を書いておくことで選考が有利に進むことも。

仮にあなたの評価がほかの応募者と同等な場合に、入社予定日が明らかなことが加点要素になる可能性があります。

この場合、退職予定日については、職歴欄もしくは本人希望欄に記入しましょう。「この日から働けます」と明確にアピールするために「◯月◯日以降に就業可能」「入社可能日:◯月◯日」などとするのがポイントです。

職歴欄の記入例

職 歴
2020 4 株式会社ABC 入社
退職予定(10月1日以降であれば就業可能です)

以上

〈本人希望欄の記入例〉

入社可能日:令和○年○月○日

本人希望欄の書き方について、くわしくは下記の記事で解説しています。

どうしても伝えておきたい事情がある場合

退職予定日や転職理由などについて、書類選考の時点でどうしても伝えておきたい事情がある場合は、あらかじめ履歴書に書いておくのがベター。書類選考の時点で具体的に伝えておくことで、入社時期のミスマッチを防ぐことができます

この場合、履歴書の職歴欄や本人希望欄には、以下のように記入しましょう。

職歴欄の記入例

職 歴
2010 4 株式会社ABC 入社
現在に至る(早期退職制度を利用し、9月31日に退職予定)

以上

〈本人希望欄の記入例〉

11月より向こう2年間のプロジェクト責任者に就任し転職が難しくなるため、9月中に退職の意向を伝える予定。左記状況を踏まえて11月1日以降の入社を希望します。

理由の詳細を履歴書に書ききれない場合は、職歴欄の最後の行に「※理由詳細は職務経歴書に記載」とし、職務経歴書に記入してもOKです。

職歴欄が書ききれない場合はこちら

職歴欄の記入が済んだら…

職歴欄の記入が済んだら、次は「免許・資格欄」を書いていきます。くわしい書き方は、下記の記事で解説します。

この記事の監修者

キャリアアドバイザー

竹園 翔一

株式会社クイック

転職支援を行うキャリアアドバイザー。主に建設・不動産・プラント領域を担当、多くの支援実績を持つ。求職者の可能性を広げる求人・企業の提案や、「現在」だけではなく、5年後・10年後を見据えたキャリア提案を心がけている。面接時の対策等、選考通過のための具体的なノウハウ提供も好評。

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