職務経歴書は手書きでもOK! 書き方&用紙の購入方法ガイド
職務経歴書は、手書き・PCどちらで作成してもOKです。この記事では、手書きを考えている人に向けて、用紙の買い方や書き方、注意点などをご紹介します。
職務経歴書は、手書きでも問題なし
職務経歴書は、手書き・PC作成どちらでも問題ありません。「家にパソコンが無い」といった事情がある場合は、市販の職務経歴書用紙を購入しましょう。
ただし、手書きにはデメリットも
市販の職務経歴書に手書きする場合、記入項目が少なく、アピールしたい内容が書ききれないといったデメリットがあります。また、誤字・脱字などのミスがあった際、はじめから書き直さなければいけません。
PC作成した方が手間が省けることが多いため、パソコンがある人はそちらも検討してみましょう。
職務経歴書の入手方法・販売店は?
職務経歴書の用紙も、履歴書と同じく次の3箇所で購入可能です。
<職務経歴書を販売している店舗>
- 通販サイト
- 文具店
- 100円ショップ(100均)
探しやすいのは「通販サイト」。履歴書に比べて、職務経歴書は販売しているメーカーが少ないため、店頭に置いていない場合もあるからです。
コラム:手書き用テンプレートを印刷してもOK
もし市販の職務経歴書を入手できなかった場合は、手書き用のテンプレートをPCから印刷して記入するのも一つの手です。「A4サイズ・コピー用紙」に片面印刷して使用しましょう。
市販の職務経歴書風テンプレート
職務経歴書の書き方&サンプル
市販の職務経歴書の多くは、記入できる項目がシンプルになっているのが特徴です。ここでは「職務経歴」「自己PR」のみ書くタイプの書き方をお伝えします。
「職務経歴」の書き方
職務経歴では「勤めていた企業の情報」と「担当業務」を、シンプルに記入するのがポイントです。下記の流れで、あなたの経歴をまとめましょう。
- 最初の行に入社した年月と「会社名+入社」を記入
- 事業内容を1行で記入(企業のHPを見て記入)
- 資本金・売上高・従業員数を書く(企業のHPを見て記入)
- 担当業務を一言で書く
- 担当業務の詳細を、箇条書きで書く
- 最後に退職した年月、または退職予定の年月を書く
※複数社経験している場合は、会社ごとに1~6を記入します。
※書ききれない場合は、改行を減らしたり、内容をシンプルにしたりしましょう。
「保有資格・免許・スキル等」の書き方
「保有資格・免許・スキル等」の欄には、応募先に関係する資格などを記入します。求人票の応募要件で指定された資格などがあれば、必ず記載しましょう。
「自己PR」の書き方
自己PR欄には、職務経歴の内容をふまえた「自分の強み・アピールポイント」を記入します。文字数の目安は、200~300字ほどです。
【結論→アピール内容を裏付けるエピソード→入社後の抱負】の3段構成で書くと、納得感のある自己PRに仕上がります。考えも整理しやすいので、試してみましょう。
※自己PRの書き方について、詳しくは……4ステップで書ける!職務経歴書の自己PRの例文・書き方
よくある疑問Q&A
手書きで職務経歴書を作成する際の「よくある疑問」についてお答えします。
修正液・修正テープは、使ってもいい?
NG。間違った場合は書き直しましょう。
職務経歴書は、書類選考の合否に関わる重要な書類です。書き損じ・修正の跡は印象を悪くする恐れがあるため、新しい職務経歴書に書き直しましょう。
履歴書を手書きした場合、職務経歴書も手書きに統一すべき?
統一しなくてもOK。
履歴書を手書きにしたからといって、必ずしも職務経歴書も手書きにする必要はありません。手書き用の職務経歴書は記入項目が少ないことが多いので、職歴や実績などアピールしたい内容が多いなら、記入項目の多いフォーマットを使ってPCで作成する方が良いでしょう。
なお、書類の見た目を揃えたい場合は、手書き・PC作成いずれかに統一しましょう。
手書きしたものをコピーして使っていい?
基本は「原本」を提出。使いまわしを疑われることも。
書類選考の合否に関わる重要書類は、基本的には「原本」を提出します。そのため、コピーを使うのはNGです。
また、コピーを使うことで「他の企業向けのものを使いまわしている」と誤解され、評価が下がる恐れもあります。仮に内容が同じでも、応募先に合わせて新しいものを用意しましょう。
送付状(添え状)も手書きにすべき?
手書きじゃなくてOK。
職務経歴書を手書きにした場合でも、送付状まで手書きに統一する必要はありません。書類の見た目の統一感を出したい場合は、手書き・PC作成のいずれかに揃えてもいいでしょう。
※送付状の書き方について、詳しくは……送付状の書き方&無料テンプレート
まとめ
職務経歴書は、手書き作成・PC作成どちらでも問題ありません。市販の職務経歴書を使い、「勤務先の情報」「担当した業務の内容」「アピールポイント」をシンプルにまとめましょう。