5分で不安解消! 中途採用面接の9つのポイント

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中途採用に応募しようと準備中の方、あるいはこれから中途採用面接に挑む方のなかには、面接に対して不安を感じている方もいるのではないでしょうか。

面接では、自分の人生を左右する大切な話をします。しかも相手は初対面の面接官なのですから、誰だって緊張して当たり前ですよね。

ここでは、5分でチェックできる中途採用面接の9つのポイントをお伝えします。まずは目次をチェックして気になったポイントは内容を確認し、不安を解消して面接に臨んでください。

面接時間と場所の確認

地図はもちろん、どの部署の誰を訪問するかも把握しておく

腕時計を確認するビジネスマン面接に遅刻は厳禁。余裕を持って家を出ても、電車の遅延で遅れたり、道に迷ったりすると、焦って実力が発揮できなくなることがあります。抜かりのないように気をつけましょう。 

  •  10~15分の余裕を持って到着できるように逆算する(受付には5分前に訪問)
  • 電車の乗り換えには余裕を持つように
  • 会社までの道のり(駅の出口や目印になる建物など)を確認
  • オフィスはビルの何階かを確認
  • 受付でどの部署の誰を呼び出すかを確認

中途採用面接に必要な持ち物

応募書類一式も忘れずに

履歴書や印鑑などを持ってくるように指示されている場合は、絶対に忘れないように気をつけましょう。指示がない場合でも、履歴書などの応募書類はコピーを持っておくと、行きの電車の中などで確認ができて安心です。他のものは忘れてしまった場合にも、コンビニなどで購入できます。

  • 応募書類一式(履歴書、職務経歴書、ポートフォリオなど) ※自分用のコピーもあるとよい
  • 印鑑(指示されている場合)
  • 面接会場となる会社の地図
  • 筆記用具(ボールペン、鉛筆、シャープペンシルなど)
  • 手帳
  • 腕時計(黒や茶色の革、シルバーのもの。価格帯の安いトイウォッチはNG)
  • ハンカチ、ティッシュ
  • 折り畳み傘
  • 替えのストッキング(女性)

中途採用面接者が服装で気をつける点

清潔かつ健康的に

面接時の服装・スーツ

中途採用の面接の場合、服装や髪型、メイクなどが新卒採用と比べてシビアな目で見られます。ビジネスマナーを守り、清潔で健康的な印象を与えられるのがベストです。家を出る前に加えて、面接に挑む直前にも、鏡を見てもう一度チェックしましょう。

〈男性編〉

  • 髪型:清潔感を重視したセットになっているか
  • におい:タバコや香水、口臭などは気にならないか
  • 肌ケア:不健康な印象になってしまっていないか
  • 眉毛:自然な範囲で整っているか
  • ヒゲ:きちんと剃れているか
  • スーツ:サイズは合っているか、シワはないか
  • アクセサリー:結婚指輪以外を身につけていないか
  • 靴:きれいに磨かれているか

 〈女性編〉

  • 髪型:長い髪は束ね、目にかかる前髪はピンで留めているか
  • 爪:華美ではなく清潔に整えられているか
  • スーツ:サイズは合っているか、シワはないか
  • アクセサリー:結婚指輪以外を身につけていないか
  • 靴:きれいに磨かれているか、ピンヒール、靴やかかとの減りすぎた靴ではないか
  • 化粧:派手な色を使ったり、濃すぎたりせず適切か
  • かばん:華美なもの、くたびれたものではないか

※より詳しくは→写真でわかる・転職時の面接の服装・マナー(スーツ編)

面接のマナー 

受付や入退室、面接中に配慮すること

面接会場の会社に到着したら、そのときからもう面接は始まっているようなもの。受付や入退室、面接中のマナーをおさらいしておきましょう。

〈受付〉

  • 会社の入り口でコートを脱ぎ、携帯電話の電源を切る
  • 受付担当、案内係にも選考されているつもりで丁寧に対応する

〈入室  面接官が先にいる場合〉

  • 3回ノックして「どうぞ」と言われてから「失礼します」と言って入室
  • ドア側を向いて閉め、向き直って「(名前)です。本日はよろしくお願い申し上げます」と挨拶
  • 「どうぞ」「お座りください」など、促されてから、足元に荷物を置いて椅子に座る

〈入室  先に入って面接官を待つ場合〉

  • とくに指示がなければ、下座の座席の横に立ち、立ったまま面接官を待つ
  • 「お掛けになってお待ちください」と言われたら、下座の席に座って面接官を待つ
  • 「こちらにお掛けになってお待ちください」と言われたら、指示された席に座って面接官を待つ
  • 面接官が入室したら、座っていた場合はすぐに立ち上がり、挨拶をする

 面接室の上座・下座の位置(※1が上座(第一席)、自分は4へ)図解:面接室の上座・下座の位置

 〈面接中〉

  • 相手の目をしっかりと見て話す
  • ところどころで自然な相槌を打って話を聞く

〈面接終了後〉

  • 面接が終わったら、立ち上がって「ありがとうございました」とお辞儀
  • エレベーターや会社の入り口など、見送ってくれた場所で改めてお礼を述べる
  • コートは先方が見えなくなってから着る

※より詳しくは→面接前にチェック!意外と知らない転職の面接マナーまとめ

中途採用面接で聞かれる基本的な質問

必ず聞かれる質問と回答のコツ

中途採用面接で必ず聞かれる質問と答える際のポイントは以下のとおり。どの質問にも自分の言葉で簡潔に答えられるようにしておきましょう。

  • 自己紹介:これまでの仕事と身につけたスキル、転職してしたいことをはきはきと伝える
  • 職務経歴:これまでやってきた仕事を、具体的なエピソードや数字を交えて説明
  • 退職理由:不平不満を交えず、前向きな言葉を使って論理的に話す
  • 志望動機:経歴や退職理由、転職してしたいこととうまく結びつくように整理する
  • 入社後にしたいこと:企業で働くイメージがしっかりついていることを印象づける

※参考1→転職の面接でよくある質問34例と、評価を高める逆質問集
※参考2→面接官の心をつかむ「自己紹介」の話し方~転職活動の面接必勝術~
※参考3→面接官も思わず納得!面接の退職理由の話し方まとめ

予想外の質問をされたら

面接は決して一方的なプレゼンテーションではなく、面接官と面接者がコミュニケーションをする場です。想定していない質問をされることもあるでしょう。慌てていい加減な返答をしてしまうと、あとで話のつじつまが合わなくなり、悪印象につながってしまうこともあります。

予想外の質問をされても、焦らず落ち着いて自分の考えを話しましょう。何も思い浮かばない場合は「少しお時間をいただいてもよろしいでしょうか」と考える猶予をもらうのも有効です。

業界知識を把握しておこう

他業界で転職活動するときは必ず予習を

中途採用面接、とくにこれまで働いてきた業界とは違うところに転職する場合は、面接で業界知識も問われます。面接官も、業界をまるで知らない人より少しでも業界のことをわかっている人を採用したいと思うもの。面接を受ける企業の情報だけではなく周辺の業界知識、たとえば業界規模や競合他社の情報などもきちんと把握しておきましょう。

最低限抑えておきたいポイント

業界知識について、中途採用面接までに少なくとも頭に入れておきたいポイントは以下の通りです。これを抑えるだけで、実際にその企業で働くイメージがずっと具体的になるはずです。

  • 市場規模:年間売上額に加え、今後どのくらい成長の見込みがあるかなど
  • ビジネスモデル:誰に、どんな商品・サービスを、どうやって提供しているのか
  • 業界を構成する企業:売り上げ上位にはどんな会社がいて、志望する企業は何位くらいか
  • 強みと弱み:景気に左右されやすいか、顧客の幅広さはどうか、離職率は高いかなど

面接まで時間がない場合は

これから面接に向かうまでにあまり時間がなくても、下記のようなサイトや本で概要だけでもつかんでおくことが大切です。書店に立ち寄る暇がないなら、スマートフォンにKindleのアプリを入れておけばKindle版のダウンロードも可能です。状況に合わせて使ってみましょう。

〈手軽に概要をつかめるwebサイト〉
 ◆業界MAP-あさがくナビ(朝日学情ナビ)

〈もっと詳しく調べられる本・電子書籍〉
 ◆会社四季報 業界地図 2018年版-東洋経済ONLINE STORE
 ◆会社四季報2018年3集・夏号-東洋経済ONLINE STORE

面接中にわからないことが出てきたら

専門的な話になってくると、面接の中でもわからないことも出てくるでしょう。そんなときには正直に、「不勉強で申し訳ございません、教えていただけないでしょうか」と言いましょう。多用は厳禁ですが、ただ「わかりません」と言うよりも意欲や正直な人柄を伝えることができます。

時事ネタを仕込むとなお安心

デキる! と思わせる時事ネタも念のため用意

新聞を読むビジネスマンビジネスパーソンとしての資質を見られているわけですから、面接の中で時事ネタが話題になる場合もあります。「最近気になるニュースは?」「○○のニュースについてどう思う?」などと聞かれたときは絶好のアピールチャンスです。

面接官が知りたいのは、面接者のニュース感度や価値観です。転職先の業界にまつわるニュースを読み解き、「○○のニュースから、△△業界は今後こうなっていくと思われますが、御社はこういう方策でより業績を伸ばすことができるのでは」といった意見が言えるといいですね。

必ず聞かれるわけではありませんが、聞かれて答えられないのはもったいないので、準備しておくと安心です。

※より詳しくは→面接で印象アップ!「最近のニュースで気になるものは?」の正しい対処法

中途採用面接で最後に聞きたいことは

逆質問で印象アップ

多くの面接では、「最後に何か質問はありますか?」と尋ねられます。自分が相手の会社に興味を持っていることや、企業理念や業務への理解度をアピールする絶好のチャンスです。とっさに慌ててしまわないように、事前に最低でも3つくらいは質問を用意しておきたいですね。また、会社理念や経営方針、具体的な業務内容などの説明を受けた場合は、それに絡めた深い質問ができるとよいでしょう。

代表的な逆質問の例

よくある逆質問の例は以下の通りです。企業のホームページを読むなどして、自分が聞きたいと思ったことをまとめておくと良いでしょう。

  • 「御社は現在○○事業でトップシェアを持っていらっしゃいますが、他に今後伸ばしていこうとお考えの事業はありますか」
  • 「今後3年以内に競合のC社、D社に勝つという目標を持っていらっしゃいますが、そのためにどのような戦略を考えているのか、差し支えない範囲で教えていただけますか」
  • 「御社には△△という企業理念があるそうですが、○○様(面接官)がお仕事のなかでこの理念を感じるのはどんなときでしょうか」

 ※より詳しくは→最終面接の逆質問で印象アップ!社長・役員に聞く質問集

さいごに

ここまで読んだあなたなら大丈夫!

ピースサインをする男性これまでの9つのチェック項目、どれも問題なく準備できていたでしょうか? ひとつも取りこぼすことなく準備できていれば、面接対策はほぼ完璧です。自信を持って面接に向かえることでしょう。

面接はあくまでもコミュニケーションの場ですから、緊張していてもいいのです。もしも想定外のことが起こったり、事前に考えていなかったことを聞かれたりしても大丈夫。笑顔でリラックスして、堂々と中途採用面接に臨みましょう。そうすればきっと、良い結果が得られるはずです!

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